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評価:
草間 さかえ
新書館
¥ 600
(2011-03-30)
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JUGEMテーマ:
BL漫画あらすじ:すっかり可愛げのない大人になった自分を「かわいい」という年下の恋人・壬生谷。高校教師の白川は壬生谷のくれる永遠や幸せを、まだ信じきれていなかった。そんな時、白川に告白をしてきた生徒が・・・。先生と卒業生、先輩後輩、幼なじみ、それぞれの恋が滴るように熟していく「好き」の続きを描いた、「イロメ」続編登場。
イロメの続きキター!また野田先生とか野田先生とか・・・野田先生に会える^^
*以下、ねたばれ的な*
★よい子、わるい子〜かたくてやわらかい★
野田先生野田先生言ってて、実は一番この幼馴染シリーズが好きかもしれない。ザ・間違った青春。
実はまだ、ナオシの童貞は健在だった・・・。こやつども、まだことにはおよんでいなかったのです。ということで別名ナオシ童貞喪失物語。要はナオシのブツが入らなくて悶々とする話らしい(飛躍しすぎ)。光彦くんはあれだー、基本子悪魔なのに、セックスできないことで、ナオシとの関係が幼馴染に戻ってしまうのでは、と悩むその姿はまさしく乙女。
いれたいのに入らない、痛い、どうしよう今日は入るかも!!これを乙女といわずになんという^^小悪魔なんだけど、好きのベクトルが光彦→→→←ナオシだから、ナオシに捨てられることを考えると悪魔になりきれないんだよね。ほれた方の負けってこういうことです。ナオシのことを好きすぎるからこそ、たまに本気で恥ずかしがったり。小悪魔なのに乙女って、第3者からみたらそれだけで十分魅力的なんだけどね。でもナオシは同じ土俵で光彦のこと見てないから、そんな魅力も無効っすかね。なんかジジイが孫可愛いみたいな。手がかかってしょうもない子供みたいな。そんな感じで見ている部分は否めないよね。ついでに、そもそもが惚れたほうが負けなわけだし。そして最後はなぜか風呂場であっけなく初挿入することができた二人でした。
風呂場で「今日は入るよ」とナオシに抱きつく光彦はやっぱり小悪魔だー。一見年頃の男の子がじゃれている様に見えるのに、ただじゃれてるんじゃないんだよねー。そこが好きです、ザ・間違った青春。
★サイン〜ヌレル★
野田先生の何がいいって、短髪メガネでガチムチじゃないし、どこにでもいそうな普通の堅物教師だし、ホモじゃなければホモにぜんぜん見えないのに、 いざホモって目で見ると本当は誰よりゲイ臭くて、そのギャップがキモくてたまらんのだよー。何言ってるのか自分でもよくわからないけれど、この言葉のニュアンスを野田先生から感じ取ってほしいのだよ。そういうニュアンスを持つのだ先生は、現実のいそうなリアルゲイに一番近いということです。ホモっぽくないどこにでもいそうな教師(しかも堅物)がものすごくホモホモしていて、受けっぽくないのに、実はバリネコでしかも淫乱で年上誘(襲)い受けなんてたまらないでしょ?しかも誘い方がわからず、捨て身で年下にアターック!!という(注:イロメ参照)・・・
今回はそんな野田先生が思わぬ形で自分の性志向に目覚める、悲しくも美しいあおはる物語。野田先生凄く可哀想なんだけど、別に私は可哀想と思わない。泣いてる野田先生は可哀想だけどぜんぜん美しくない、むしろキモイと感じる。そして学生時代の白川先生は、評判どおりちょうか可愛かった。いいんです。そこが野田先生の魅力なんだから。そんな野田先生だから、好きな子の誘い方を知らなかったんだよね。そしてキスよりフェラという斜め上の行動にでる野田先生(だからイロメ参照だって)。その謎が今回でとけたよー。なぜかきもくて実は受けでその上淫乱な野田先生万歳^^
あと今回はさらに淫乱な野田先生が見られるよ。堅物は普段理性で自分を抑えてるから、スイッチが入っちゃうとだめなんです。
★フロウ〜オーバーフロウ★
あまり感想ない^^前回より白川先生が壬生谷に心を許して(懐いて)きてる姿が愛くるしい。その姿は捨て猫が、飼い猫になって戸惑うような感じです。あ、リアル捨て猫は、絶対戸惑わないよね。ものはたとえだ^^
甘えたいけど、まただめになるときがきたらどうしよー、でも甘えたいどうしよー。超訳すると白川先生の気持ちは絶対こうに違いない。そしてあれだよね、白川先生もスイッチはいっちゃうと結構だめだよね?さすが先輩後輩。