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評価:
鬼嶋 兵伍
竹書房
¥ 630
(2008-12-17)
Amazonおすすめ度:
進化してます
男性向(成人誌)っぽい雰囲気
相変わらずに濃いエロを展開中
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あらすじ:新人作家"カルマともえ"の担当になったエロ漫画雑誌編集者の田中篤紀。"ともえ"というペンネームに可愛い女の子を想像して打ち合わせに向かうと、そこにいたのは絵に描いたようなオタク男子だった。エッチシーンは得意なのに、せつない恋愛要素が描けないともえに田中は手取り足取り恋愛とは何かを教えていくうちに!?大好きなヒトを不器用にしか愛せない真っ直ぐな恋を描いた読みきり6編と書き下ろし。。。
鬼嶋先生の本はエロ本です。それも男性向けのような。なぜそれが男性向けなのかと言うとですね・・・
BLにえろがないと話にならないくらいえろはBLにとって重要です(それって私だけかも^^)。でも、えろがえろ足りえるのは、合体にいたるまでの過程に萌えがあるからなんですよ。だからみんな好きなんじゃないかな(えろが)?合体までの過程で萌えさせてもらえれば、なくても(えろが)私そこまで話に不満は持たないよ。ただ萌え萌えしてきて、話の最後の方でくんずほぐれつやってくれると萌えもクライマックス!!ってなるわけですよ。女性向けエロ本があるとしたら、たぶんこの過程で萌えさせてくれるやつ。男性向けのエロ本はヤってるだで「過程での萌え」抜きのやつ。要は抜ければいいやつね。
鬼嶋先生の話は過程はあるんだけどあんまり萌えないんです。でも絡みの描写がとっても激しいのでエロ本なんです。男性向けの。
*以下、ねたばれ的な*先生の描くキャラクターって比較的ガチムチみたいなのが多いんですよ。受けのバツイチ眼鏡リーマンとかもう子持ちで枯れた感じなのに、体はガチムチですからね^^なんか萌えそうな設定なのに、話し読むと萌えないんだなーこれが;;萌え抜きでそういう人々がが激しく絡み合うの様は、本物のゲイ向けの本読をんでるような錯角に私たちを陥れます。いやもちろん本当は女性向けなんだけど。けどそれが余計にえろ本感を高める原因なんでしょうね。だから、表紙のソファに寝転がっているヒトがあらすじに出てくる受けっ子ともえ先生なんですけど、ああいうショタっ毛あるキャラが受けなんて話、ともえ先生の話1本だけなんです。ともえ先生の話は自分自身の状況をネタにしたようで、先生自身も恋愛もの描くのは苦って思ってるらしいです。
だかっらていうか、だけどっていうか、恋愛要素ほとんど抜きのAVみたいな内容の話はさすがでした!!幼馴染のインテリ眼鏡の策に嵌ってガチムチ高校生が縛られまわされたり、挙句道具突っ込まれて、慕ってくる後輩のちんぽ無理やり銜えさせられたり。。。一応地盤には眼鏡のガチムチへの歪んだ想いがあるのですが、よくある感じでAVみたいなんですよ。先生そういうAVみたいな話とかSMチックな話は得意のようです^^ここまでくると萌えなくても興奮はするかなー^q^///
萌えはないですけど、とにかくガチムチな男どもが激しく絡んでればいい!!みたいなヒトは1度は読んだ方がいいよー