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評価:
渦井 KADOKAWA/メディアファクトリー ¥ 734 (2016-04-16) |
JUGEMテーマ:BL漫画
*あらすじ:いつものように乗った満員電車。ぎゅう詰めの車内で、信じられないことに尻を揉まれているのは45歳のオヤジ。どんな物好きが揉んでいるのかと思えば、犯人はオヤジに一目ぼれをしたという美青年だった・・・!?キラキラ大学生×45歳サラリーマンの表題作ほか、スピンオフ作品「お前のことが大キライなのにイかされちゃう!」も収録。渦井ワールド全開のBLラブコメディ
渦井先生・・・二次創作の薄い本では何度かお世話になりました^^いつの間にかプロデビューなさっていたのですね。
*以下、ねたばれ的な*
身分差、身長差、差、差、差。。。
時に人はその「差」にロマンを感じそして魅了されますよ。そして、その「差」と「差」の掛け合わせに無限の可能性を感じ、その可能性を日々模索しますよ。
渦井先生もその差の掛け合わせが好きなはず。そして表題作はそんな「差」の掛け合わせの話ですよ〜無理やり(痴漢)から始まるエターナルラブ^^
攻めのキラキラ綺麗でかわゆい立花くんは、振り返ることをしない若さと勢いでおじさんめがけて一直線につっこんでゆく手加減をしらないワンコ攻めです。時々年相応なことで喜んだりするところがかわいい。そして、それがまた彼の魅力的なギャップでもあります。
そんな立花くんを受け止めるのは、大真面目なのになんか頭がゆるいよね!?なしがないサラリーマンのほだされオジサン受けな吉田さんです^^神経質そうなビジュアルに程よく枯れた感じが受け受けしいですよ^^
この「差」をたっぷり含んだ2人がすったもんだしながらくっつく過程に萌えがつまっていましたよ〜
しかし、痴漢から始まるなんて、なんか昔の少コミの(今の少コミはどうなんだろう。。。)某まゆたんが描いてた、「無理やりだったけど、なんかときめいちゃった///この気持ちにさからえないぃぃぃ〜^^」的な感じですね。すごい。
いや吉田さんは、痴漢されたことにときめきは一切感じてなかったけどね。でも、「体は正直でこの手に快感を覚えるようになっていった。。。」な感じはありました。それからこのままでは自分はおかしくなるぞと思った吉田さんは出社時間を変えますが、電車の中で自分を必死に探す立花くんを見つけて「自分の人生のなかでここまで自分に必死になってくれたヤツなんていないな///」と、ときめきを感じて最終的にほだされちゃうのですが!このすごい真面目なんだけど、最終的にはあたまゆるいじゃね?って感じが吉田さんの萌えポイントでしたよ^^
はじめてのおせっせの時もほぼ無理やりなし崩し的に(しかも駅のトイレで^^)立花くんのおせおせで事に及ぶのですが、全然気持ちよくないのに、「こんなに人に求められたことなんてないわ///」とキュンとして絶頂に達する吉田さん^^やっぱり頭ゆるいかな?
頭のゆるい吉田さんときらきら可愛いけどなんかサイコパスっぽい雰囲気の立花君が繰り広げるすったもんだは、ギャグなのか、それとも渦井先生大真面目に描いているのか。。。それがまたよくわからなくて、自分のテンションをどこに持っていって読めばいいのか難しい1冊ではありました。真面目モードにすればよいのか、ギャグとして読めばよいのか、どこに持っていけばよいのか、最後までわからなかったです。でも、そういうよくわからないのをなぁなぁで楽しむのもありかな?と思える一冊でしたよ。